2021-03-22 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
性交経験のある高校生に、初めて性交を経験したとき避妊を実行しましたかということで、その質問に対しては、初体験が十五歳以下の人のうち避妊したのは、女性、女子で七一・二%と。初体験が十六歳以上と比べて、男女ともですが一〇ポイントも低いということで、高校生になってから避妊を学ぶのでは遅いと言わざるを得ないと思います。それも、避妊をしたからといっても、不確実な膣外射精法を選んでいる子供たちもいると。
性交経験のある高校生に、初めて性交を経験したとき避妊を実行しましたかということで、その質問に対しては、初体験が十五歳以下の人のうち避妊したのは、女性、女子で七一・二%と。初体験が十六歳以上と比べて、男女ともですが一〇ポイントも低いということで、高校生になってから避妊を学ぶのでは遅いと言わざるを得ないと思います。それも、避妊をしたからといっても、不確実な膣外射精法を選んでいる子供たちもいると。
それで、二のところで、中高生の性交経験、避妊の実行率を把握していらっしゃるかということと、避妊をしたと思っている場合でも確実な方法を取っているかを把握していらっしゃるでしょうか。また、避妊しない場合の理由を把握していらっしゃるか。これは文科省にお願いします。
ちなみに、世界の中の日本の、例えば十八歳の女の子の性交経験率などを最新に近いデータで見ますと、スウェーデンは六五%でございます。フランスは五〇%、イギリスは六三%、カナダは五三%、アメリカが六三・一%、我が国は実は四三・一%にすぎません。
それに伴いまして、次のページの性交経験という図二でございますけれども、今局長からお話ございましたとおり、中学三年のときは、〇二年のときは男性一二・三%、女性九・一%という状況でありましたのが、高校に入りますときに、といいますのは、恐らく中三のここから高一に至る、こういう経過も含まれると思いますが、これが約四分の一、二五・五%、二四・八%というデータとなっております。
先生御指摘のとおり、性に関する感染症の増加、それから性交経験の低年齢化、こういったものにつきましては大変憂慮すべき状況にあると認識しております。
そして、左下にございますが、いわゆる「性交経験時期」、これが右の棒グラフにございますが、「高校入学後」というのは、女性はこの中で七〇%という状況でございます。これは、いわゆる経験者の中でいつかということでございます。 その左下に、これは有名なデータでございますが、高校生の生活と意識に関する調査、二〇〇四年二月発表になりました各国の比較でございます。
今、高校三年生で性交経験がある人が四割を超えているというデータもある中で、厳罰化したから減るかというと、そうではなくて、やはり自分の性とか、お互い、相手をどう人間的に大切にするかという教育とか、それからいろいろな相談機能とか、そちらの教育、啓発機能、子供の心身とものケア、こちらを充実させることが子供にとってはいい形で、その方が抑止効果はずっと大きいと私は思うんですけれども、いかがですか。
これはどういうことかというと、性交経験の有無にかかわらず、約五十六人に一人が一年の間に中絶を経験していることを意味し、さらに、十五歳から十九歳の女子の性交経験率を大体四割とした場合に、性交経験のある二十三人に一人が一年の間に中絶を経験していることになるという、これは極めてゆゆしき事態であると思っております。
地域差はあるものの、平成十一年の調べでは、高校三年生の性交経験率は男子が三七%、女子が三九%に達しているという調査結果も出ております。私の感覚や知る限りでいえば、調査よりも経験率は高く、また年齢も低年齢化していると考えております。 望んで妊娠したとは思えない中絶に対して、女性にだけ責任を負わせるような堕胎罪については早急に対応する必要があると考えております。
この報告書によりますと、これは東京都の研究会の調査なんですけれども、例えば高校三年生の性交経験率が約四割ですよ。しかも、性に関する知識はポルノ雑誌やアダルトビデオ、深夜のテレビ番組から得ているという状態で、本当に悲しいというか情けないような状態になっています。十代の中絶というのはやはり大人の責任だということが明らかだと私は思うんです。
その報告を見ますと、中高校生の性交経験率の上昇、その情報源はアダルトビデオとかポルノ雑誌というようにはっきり数字が出ております。そこからほとんど情報を得ている。非常に不正確かつ人権を尊重しない情報によって性意識、性行動が決定されていく、そういう傾向がはっきりここで指摘をされているわけです。
その中で総理府の統計資料が載っておりますのですが、見ますと、性交経験者の数が、十四歳から二十二歳に至る各年代におきまして、どの年代においても昭和四十九年から五十六年に至る間に次第に増加しております。毎年増加している、どの年代でも増加しているということです。